第4回静岡障がい者 サッカーフェステバル 「熱い、楽しいが目いっぱい!」

スポーツ・パラリンピック

電動車いすサッカーの紹介
第4回静岡障がい者 サッカーフェステバル 「熱い、楽しいが目いっぱい!」から

主催 NPO法人静岡FIDサッカー連盟 共催 公益財団法人 静岡障がい者スポーツ協会
主幹 第4回 静岡障がい者サッカーフェスティバル実行委員会
2018年1月5日㈯ 場所:JーSTEP(清水ナショナルトレーニングセンター) 
静岡県代表 SFCデルティーズ 持山侑子監督 (静岡市葵区)が出場した準決勝・決勝を収録しました。

昨年大会でMVP賞に輝いた主将の石脇翔太選手(25歳)=浜松市浜北区=を軸に攻撃を組み立てる。

筋ジストロフィーを患う石脇翔太選手は「自分にもできるサッカーがあると知り、やってみたくなった」と県立西部特別支援学校中学部3年から始めた。

重心が低い米国製車椅子を左手のレバーで操り、巧みにボールを動かして強烈なシュートを放つ。
酸素マスクをつけながらのプレーだが、「サッカーをしているほうが体調がいい。

自分の思い通りに動いてプレーできることが楽しい」と力強く話す。
サッカーを通じて障害者スポーツの観戦や交流会参加などに積極的になった。

今回のフェスティバルでは、石脇さんの憧れの選手でワールドカップ日本代表選手だった飯島洸洋選手率いる「長野合同チーム」交流試合にのぞんだ。
自身の内なる目標では、次大会に向け「1試合1得点以上決めて、MVPになりたい」と意気込む。

電動車椅子サッカーとは、電動車いすの前に、フットガードを取り付けて行うサッカーです。
自立した歩行ができないなどの比較的重度の障害を持った選手が多く、ジョイスティック型のコントローラーを手や顎などで操りプレーします。

性別による区分はなく男女混合のチームで行います。

国際的な呼称は、「Powerchair Football 」となっており、スピードは時速10キロ以下と定められています。
今大会のカテゴリーはパワフル6。日本国内大会基準の時速6キロの電動車椅子のみとなります。
直径約32.5㎝のボールを使用し繊細な操作で繰り広げられるパスやドリブル回転シュートなど華麗で迫力あるプレイが魅力の競技です。

そのプレーの様子は、非常に激しいもの。
国際的に“Power Chair Football”と言われるとおり、パワフルな戦いがピッチの上で繰り広げられます。
車椅子がぶつかりあうような激しいボールの奪い合い、のびやかなパス。
そして、360°回転してボールを打ち込む回転シュート!華麗な技を次々に決め、仲間との連携でゴールを奪うその様子は、目が釘付けになるほどの迫力です。

あきらめていた人もアスリートになれるスポーツ

現在、日本には約300人の電動車椅子サッカーの選手がいます。
なかには、手足が不自由で歩くことや手動の車椅子に乗るのが困難だったり、上体や首の保持が難しかったりと、重度な障害を持つ方も。これまで身体的なハンデから、やりたいことをあきらめてきた方も少なくありません。

しかし電動車椅子サッカーは、身体の一部を動かすだけでプレイすることができ、全国で活躍する選手になることも可能。障害の重さにかかわらず選手全員が平等に夢を見ることのできるスポーツなのです。

【競技規則】
「パワーチェアフットボール競技規則2010」
及び、日本電動車椅子サッカー協会の大会規定に基づく(制限速度6km/以下で行う)
【競技方法】
①参加チームによるトーナメント戦で試合を行う。
②競技時間前後半20分休憩:10分・アディショナルタイム無
試合終了時、同点の場合、PK戦。(一巡)、一巡しても決着がつかなければキャプテンによる抽選(ホームチームより)

参加
長野県合同チーム(長野県)/Yokohama Crackers( 神奈川県)
SFCデルティーズ(静岡県)/大阪ローリングタートル(大阪府)
優勝は長野県合同チーム
【見処】
 黄色いユニフォーム6番が、長野合同チーム 飯島選手と、緑のユニフォーム2番 SFCデルティーズ 石脇選手。この二人の頭脳プレイとボールの取り合い、回転シュートで決める二人の争い。
【飯島洸洋選手のプロフィール】
長野FCクラッシャーズ所属 30歳
元FIFA ワールドカップ日本代表選手
病名 ウールリッヒ病
誰が監督でも必ず代表に選ばれるであろう実力者で、試合の映像を見て相手を分析するなど研究することも欠かさない頭脳派だ。
「試合後の感想」
「どの試合も印象的でしたが、決勝でのデルティーズ戦、特に石脇君は刺激的でした。怖さを感じさせるプレイヤーで、とてもワクワクしました」

コメント

タイトルとURLをコピーしました